top of page

適齢者のみなさんへ

福岡市では2020年度から自衛隊への名簿提供が始まっています。

2020年度は29,817人、2021年度は29,536人の個人情報が自衛隊へ渡されてしまいました。

福岡市が方針を変えない限り、来年度2022年度は、「2004年4月2日~翌4月1日生(現高校2年生の学年)」と「2000年4月2日~翌4月1日生(現大学3年生の学年)」の皆さんの個人情報が渡されてしまう見通しです。

2020年、2021年の経過を踏まえると、除外申請の期間は4月1日~5月末までの2か月間のようです。市政だよりには4/15号に一度だけしか載せない方針のようですので、新年度になりましたら市のホームページをチェックしてみましょう。

■2021年度の提供状況

(1)申請をした国等の名称・・・自衛隊福岡地方協力本部

(2)申請事由の概要・・・自衛官及び自衛官候補生に関する募集案内の配付に利用するため

(3)提供の年月日・・・令和3年6月4日(金曜日)

(4)提供に係る住民の範囲及び内容・・・当該年度に18歳及び22歳になる住民(日本国籍を有する人)の氏名及び住所

(5)提供の媒体・・・紙媒体

(6)提供件数・・・29,536人


以下、その内訳です。カッコ内の数字は(除外数/提供件数)です。

【18歳】
東区(9/2,802)、博多区(0/1,428)、中央区(10/1,210)、南区(5/2,224)
城南区(1/1,152)、早良区(8/2,294)、西区(11/2,015)、計(44/13,125)

【22歳】
東区(3/3,179)、博多区(2/2,685)、中央区(2/1,926)、南区(5/2,664)
城南区(2/1,514)、早良区(7/2,145)、西区(2/2,298)、計(23/16,411)

【合計】
東区(12/5,981)、博多区(2/4,113)、中央区(12/3,136)、南区(10/4,888)
城南区(3/2,666)、早良区(15/4,439)、西区(13/4,313)、計(67/29,536)


■2020年度の提供状況

2021年度とほぼ同じですが、提供日は6月5日(金曜日)、提供件数は29,817人でした。

【18歳】
東区(21/2,755)、博多区(5/1,527)、中央区(21/1,175)、南区(18/2,334)
城南区(5/1,079)、早良区(26/2,219)、西区(15/2,053)、計(111/13,142)

【22歳】
東区(18/3,430)、博多区(16/2,626)、中央区(15/1,979)、南区(19/4,993)
城南区(14/1,507)、早良区(21/2,202)、西区(19/2,272)、計(122/16,675)

【合計】
東区(39/6,185)、博多区(21/4,153)、中央区(36/3,154)、南区(37/4,993)
城南区(19/2,586)、早良区(47/4,421)、西区(34/4,325)、計(233/29,817)

■すでに名簿提供されてしまった皆さんへ

私たちはダイレクトメールでの周知も提案していますが、市が周知を徹底していないため、除外申請をしたのは、2020年度は233人(該当者の0.78%)、2021年度は67人(同0.23%)にとどまっています。当事者の若者の皆さんをはじめ、市民のほとんどが知らないままに申請期間が過ぎてしまい、自衛隊へ名簿提供されてしまっています。

「自分が知らないうちに名簿を提供されてしまった」という方で、福岡市に「(精神的苦痛を受けたため)損害賠償請求をしたい」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。一緒に活動している弁護士が、損害賠償請求の裁判で勝つための理論構成はすでに準備しています。(除外申請をされた方は原告になれません)

bottom of page